楽天証券でクレカ積立。楽天ゴールドカードを使う場合、楽天カードとの損益分岐点は?クレカ積立のやり方もご紹介。
今日は「楽天証券で、楽天カード積立投資がオトク」について、解説しますよ。
楽天証券で「楽天カードクレジット決済(クレカ積立)」をすると、ポイント還元されるよね。
うん。新NISAが始まって、楽天証券での投資がオトクになったよ!
実は、カードのグレードにより、クレカ積立の「ポイント還元率」が変わります。
そのため、「月の投資額」によって、どのカードがオトクになるのかが変わります。
今回は、コスパが高い「楽天カード」と「楽天ゴールドカード」の損益分岐点をシミュレーションしてみました。
他にも、「年会費をペイするために必要な投資額」や、「楽天証券でクレカ積立する方法」などをご紹介します。
楽天証券でクレカ積立。楽天ゴールドカードと楽天カードの損益分岐点は73,500円。
「楽天ゴールドカード」って、ポイント還元率が「楽天カード」よりも高いよね。
でも、楽天ゴールドカードは年会費がかかる・・・。
「楽天ゴールドカード」と「楽天カード」の損益分岐点は、いくらなの?
エクセルを使って、シミュレーションしてみました!
結論から言うと、「73,500円」が、楽天カードと楽天ゴールドカードの損益分岐点です。(↓↓)
月の積立投資額が「73,400円」までなら、「楽天カード」がオトクです。
月の積立投資額が「73,500円」以上なら、「楽天ゴールドカード」がオトクなのね。
詳しい「損益分岐点」の計算方法を知りたい場合は、下(↓)を開いて確認してくださいね。
- 損益分岐点の計算方法
-
- 「月の投資額で得られる楽天ポイント(1年間)」から「年会費」を差し引いた金額を算出。
- ポイント付与額は、「月の投資額×ポイント還元率」(ノーマルカード:×0.5%、ゴールドカード:×0.75%)
- ポイントは、小数点以下は切り捨て。
- 例えば、楽天ゴールドカードにて、月の投資額55,000円だった場合は、55,000円×0.75%=412.5ポイント。小数点以下切り捨てなので、412.5ポイント→412ポイント。
- 上の例だと、1年で、「月に412ポイント」×「12ヶ月」=4,944ポイント。
- 楽天ゴールドカードの年会費は、2,200円(税込)。実質トクするポイント数(金額)は、4,944ポイント-2,200円=2,744円分。
- 楽天(ノーマル)カードだと、上記のように計算すると、3,000円分トクする。
- 楽天(ノーマル)カードは、3,000円分トク。楽天ゴールドカードは、2,744円分トク。そのため、この場合は、「楽天(ノーマル)カード」のほうがオトクになるというシミュレーション結果が出る。
- 楽天証券の楽天カード積立投資は、100円単位。
- 100円ごとにシミュレーションすると、「月に73,500円」以上、積立投資すると、楽天ゴールドカードで積立投資したほうがオトク金額が上回ることになる。
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楽天カード種別ごとの年会費と、クレカ積立で得られるポイント倍率を確認。
それでは、軽く、楽天カード種別ごとの年会費と、積立投資で得られるポイント倍率を確認しておきましょう。
カード種類 | 年会費(円) | ポイント還元率(※) |
---|---|---|
楽天カード(ノーマル) | 0円 | 0.5% |
楽天ゴールドカード | 2,200円(税込) | 0.75% |
楽天プレミアムカード | 11,000円(税込) | 1% |
楽天ブラックカード | 33,000円(税込) | 2% |
(※)表にあるポイント還元率は、手数料(代行手数料)が、年率0.4%(税込)未満のファンドに投資した場合です。
年率0.4%(税込)以上のファンドは、ポイント還元率は上がります。
しかし、ほとんどの方は、年率0.4%(税込)未満の人気ファンドに投資されると思います。
積立投資はやっぱり、「楽天カード(ノーマル)」と「楽天ゴールドカード」のコスパが良いね。
年会費だけを見ると、プレミアムカードとブラックカードは、もう少し還元率高くしてほしい感じですね~。
楽天証券の優待だけで年会費をペイするには、いくら積立投資する?
楽天ゴールドカード以上は、年会費がかかりますよね。
じゃあ、楽天証券だけで、年会費をペイするには、どれくらい投資すればよいの?
こちらも、エクセルを使って、シミュレーションしてみました!
楽天カードの場合:もともと年会費0円のため、まったく積立投資しなくても、年会費をペイできている
まず、楽天カード(ノーマル)の場合は、もともと年会費0円のため、まったく積立投資しなくても、年会費をペイできています。
そして、「積立投資する金額」と「得られるポイント」は比例して大きくなりますね。
「積立投資する金額」と「得られるポイント」の表は、下(↓)を開くと、見ることが出来ますよ。
- 「得られるポイント」の表(投資額ごと)
楽天ゴールドカードの場合:月に24,600円以上、積立投資すれば、年会費をペイできる
楽天ゴールドカードの場合は「月に24,600円以上」積立投資すれば、年会費をペイできます。
損益分岐点の表は、下(↓)を開くと、見ることが出来ますよ。
- 損益分岐点の表
「月に24,600円以上」積立投資すれば、「年会費実質タダ」で、楽天ゴールドカードの特典が使えることになります。
そして、楽天ゴールドカードは、楽天証券以外にも、様々な特典があります。
(国内ラウンジ等)
特典を使いこなすほど、オトクさが増してきますね。
(※他の特典については、後ほどご紹介。)
楽天プレミアムカードの場合:月に91,700円以上、積立投資すれば、年会費をペイできる
楽天プレミアムカードの場合は「月に91,700円以上」積立投資すれば、年会費をペイできます。
損益分岐点の表は、下(↓)を開くと、見ることが出来ますよ。
- 損益分岐点の表
「楽天証券の優待だけ」で年会費をペイするには、結構な金額が必要なのね~。
ただ、楽天プレミアムカードにおける「楽天証券の特典」は、たくさんある特典の中の1つにしか過ぎません。
楽天プレミアムカードは、他にも「国内・海外の空港ラウンジ優待」などの特典があります。
それらの特典を合わせて使いこなすことで、オトクを感じるカードになっていますよ。
(※楽天証券以外の特典については、後ほどご紹介。)
楽天ブラックカードの場合:月に100,000円、積立投資しても、年会費はペイできない
残念ながら、楽天ブラックカードの場合は、上限である「月に100,000円」を積立投資しても、年会費をペイすることは出来ません。
損益分岐点の表は、下(↓)を開くと、見ることが出来ますよ。
- 損益分岐点の表
ただし、楽天ブラックカードにおける「楽天証券の特典」は、たくさんある特典の中の1つにしか過ぎません。
なので、まあこんなものでしょう(笑)。
ここまでは、それぞれのカードにおける、「楽天証券だけで、年会費をペイするには、どれくらい投資すればよいの?」について見てきました。
次は、「楽天証券でクレカ積立をする」具体的な方法について、見ていきます。
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管理人は、実際に、楽天証券でクレカ積立をしています。クレカ積立のやり方をご紹介。
管理人は、実際に、楽天証券で「月に60,000円」積立投資をしています。
ここでは、積立投資のやり方を見ていきましょう。
【1】楽天証券の口座を開設。ログインして、商品を選ぶ
楽天証券の口座を開設します。
開設後は、ログインして、商品を選びましょう。(↓)
【2】商品選択後、積立設定を行う。
商品の「積立設定」から、「NISAつみたて投資枠」を選択。
※他に「NISA成長投資枠」などを選択することも可能。
毎月積み立てたい金額を入力します。
引落方法で、「楽天カードクレジット決済」を選択しましょう。
(↑ここ大事です!)
あとは、画面に従って進んでくださいね。
「積立設定」は、他にも「NISA画面から進めていく方法」など、色々な設定方法があります。
ここで紹介した方法は、あくまでも複数ある方法の中の1つです。
【3】クレカ積立された数日後に、利用分が「カード利用明細」に記載される。
「60,000円積立投資」した分のうち、楽天カードクレジット決済額分の「59,600円」がカード利用明細に記載されています。
他に、「55,793円分」のお買い物をしていますね。
そして、獲得ポイントは「853ポイント」です。
- 楽天証券投信積立:298ポイント(59,600円×0.5%)
- 他の買い物:555ポイント(各買い物に対して、1%。小数点以下は切り捨て。)
楽天証券分は、59,600円に対して、298ポイントが還元されているね。
(59,600円×0.5%=298ポイント)
【4】クレカ積立した金額を含めて、ポイントが還元される。
そして、月のカード利用額に応じて、楽天ポイントが還元されました!
(853ポイント)
楽天カードは、クレカ積立でのポイント還元以外にも、たくさんの特典があります。
楽天カードは、クレカ積立でのポイント還元以外にも、たくさんの特典がありますよ。
それぞれ、見ていきましょう。
「楽天カード」は、楽天市場でポイントざくざく!
「楽天カード(ノーマル)」は、主に「楽天市場」でポイントがザクザクもらえますよ。
- 多くの人が持っている一般カード。
- 年会費:永年無料
- ポイントがとにかく貯まりやすい。
- 最大5,000円分ポイントバック!
公式ページ 楽天カード
また、ポイント以外にも、少しばかりですが、色々な特典がありますね。
「楽天ゴールドカード」は、国内空港ラウンジが使える(年2回まで)!
楽天ゴールドカードは、年会費が安いけど「国内空港ラウンジ特典」があることがポイントです。
(年2回まで無料で利用できる)
- 気軽に持てるゴールドカード。
- 年会費:2,200円/年(税込)
- 国内空港ラウンジ年2回無料!
- 最大5,000円分ポイントバック!
公式ページ 楽天ゴールドカード
ラウンジ特典を含めた、楽天ゴールドカードの「主な特典」をまとめてみました。
「楽天プレミアムカード」は、旅行に関する特典が、たくさん!
楽天プレミアムカードは、旅行に関する特典が、たくさんあります!
- 旅行好きにオススメのカード。
- 年会費:11,000円/年(税込)
- 空港ラウンジ無料で使える!(国内・海外。回数制限あり)
- 最大5,000円分ポイントバック!
公式ページ 楽天プレミアムカード
楽天プレミアムカードの「主な特典」をまとめてみました。
なお、他に、「楽天ブラックカード」(年会費33,000円(税込))についても、たくさんの特典がありますよ。
※楽天ブラックカードについての記事は後日作成予定です。
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まとめ
「楽天証券でクレカ積立。楽天ゴールドカードを使う場合、楽天カードとの損益分岐点は?クレカ積立のやり方もご紹介。」についてざっくりまとめると、こんな感じですね。
- 楽天カードと、楽天ゴールドカードの損益分岐点は、73,500円。
- 楽天証券の優待だけで年会費をペイするには、ゴールド24,600円以上・プレミアム91,700円以上投資が必要。
- 年会費が上がるにつれ、ポイント還元率が高くなるが、「楽天カード(ノーマル)」と「楽天ゴールドカード」のコスパが良い。
と、なります。
これからも楽天カードを検討されている方に、楽天カードの特典内容やメリット・デメリットなどをどんどん発信していきます。
今後ともよろしくお願いいたします!
旅行関係の特典が充実!
楽天プレミアムカードの特典をまとめてみました!
楽天プレミアムカード特典まとめ。空港ラウンジ&保険!>
年会費が安価or無料の2つのカード。
それぞれの特典をまとめてみました。
楽天ゴールドカード特典まとめ。空港ラウンジ&楽天証券!>
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